つい最近、系列の設備管理会社に正社員で転職しました。
この一つ前の転職、未経験でビルメンに転職した際のお話です。
はじめに
ワークライフバランスを重視してビルメンを目指しました。
というのも、新卒から30歳位までは毎日が残業、残業、残業、月80~100時間は当たり前。
お給料はそこそこ貰えども、何のために生きているのか自分を見失いそう、というか見失ってました。完全に死んだ魚の眼で仕事をやってたと思います。
ビルメンへの転職の決意
適度に頑張ることができて、そこそこお賃金が貰えそうなビルメンに転職を決意しました。
特に大手系列系と言われる待遇が良い設備管理会社への転職を目指しました。
ただし。設備管理に関しては
年齢:30歳過ぎ
資格:危険物乙四(ガソリンスタンドで重宝されるアレ)
経験:なし
これだけ見ると、転職の勝機はないですね。
私ならこんな人は正社員で雇わないです。
この状態から系列に転職する道は2本です。
- 職業訓練校に行く
- 系列系に契約社員として入るか、独立系の正社員として修行する
経験と資格を積み重ねるにはどうしたら良いかを考えました。
幸いにも客観的に自分の状況が分かっていたので、系列への正社員は狙いませんでした。
系列子会社の契約社員に応募
何故系列の契約社員だったのか
応募したのは系列子会社の契約社員です。
系列に契約社員から入ることができれば、所長に認められて正社員登用という道がある、という淡い期待を抱いてました(条件は厳しいです)。
正直、未経験なので系列子会社といえど契約社員は落ちる覚悟で受けました。
その程度には系列系は入りにくいと考えていました。
そこで新卒の就活を思い出し、自己分析からマナー、SPI対策をやり面接対策の一問一答集作成まで1ヶ月間やり準備万端で面接へ。
面接に関しては次の記事をご参照ください。
buildingmaintenance.hatenablog.com
1次面接(本社の人事部門)
人事の方と1対1で面接。初めてなのでやる気アピール全開。
もうね、やる気アピールしかできないですね。仕方ない。
強いて言うならば、ITの設計屋だったのでパソコン使えます~位はアピールできたかな。。。
久々に背中の汗を感じました。
数日後に合格通知。やりました!
2次面接(支店での部門面接)
不思議なことに、2次の面接ならば本社の上役との面接と思ったのですが、何故か部門面接になりました。
契約社員なので上役との面接など不要、所詮使い捨てです。
もうね、悟りましたよ。初めての契約社員。契約社員の扱いを。
ただし、ここで挫けなかった。
最初は修行と割り切って2次面接へGO!!
面接を受けてみると、殆ど採用は決まっている雰囲気で進行しました。
採用時の契約条件確認で、面接ではありませんでした。
ここで条件提示されて、改めて、自分がどん底に落ちていることを実感しました。
何しろ、20代で稼いでいた頃の半分の年収です。
しかも契約社員です。
卒業後の初任給の2/3です。
日本は一度ドロップアウトすると人生をやり直せないってのはホントなんだなぁと思いながら、条件承諾し面接終了。
予定調和の合格通知
結果から言うと、(契約社員だけど)合格でした。
今にして思えば、現場は人が足りていなかったので結構誰でも採用したと思います。
系列系でも独立系でも同じだと思うのですが、
契約社員は補充要員なので、人員が足りていない現場があれば、変な人じゃなければ採用のハードルは低い!
ということです。
未経験だから受けないのではなく、未経験でも受けてみると意外に採用されるもんですね。
とりあえず契約社員で採用されたので新たな奴隷の誕生です。
そう、奴隷なのです。
仕事ができるわけでもないので、給料がもらえるだけありがたいのです。
勉強する、修行のつもりで就職活動をしていたので高望みしなければとりあえずビルメンという職にはありつけますよ。
ここから経験と資格を身に着けて、それからステップアップを目指すのです。
buildingmaintenance.hatenablog.com