今回はビルメンの夜間作業/深夜対応についてのお話です。
ビルメンの宿直勤務についての記事は次を参照してください。
buildingmaintenance.hatenablog.com
ビルメンの深夜勤務について
施設にもよりますが、オフィスや商業施設は夜はお客様や利用者はいません。
逆に、病院等の24時間施設では利用者が居るため休めないこともあります。
今回は、オフィスや商業施設の場合のお話をします。
営業終了後の作業
ビルメンが深夜時間帯に何やってるの?って思いません?
特に作業がない場合
結論から言うと、ビルメンも仮眠タイムです。
ビルメンも人なので寝ます(ビルメンは人扱いされないことはこの際置いておきましょう)。
大抵は24時頃にお風呂に入って翌朝6時、7時くらいまで仮眠します。
シフトにもよりますが、二人以上居る現場では時間をずらして仮眠したり、二人とも同じ時間で仮眠したりと様々です。
依頼や不具合があれば、どの時間であろうと現場に向かいます。
実際に対処するのは即時だったり営業時間後だったりまちまちではありますが。
定期作業や業者対応がある場合
現場にも依るのでしょうが、深夜の巡回や点検がある現場もあれば、深夜にしかできない工事や業者の立会をビルメンが行うことはあるでしょう。
特に、ビルマネと呼ばれる建物を管理しているスーツ組は夜いないので、一時的にビルメンがヒエラルキーの頂点に立ちます。
夜の工事で業者が入ってきますが、正直早く帰ってほしい一心で、作業がスムーズに進むように段取り・現場責任者と調整します。
なぜなら業者が帰らないと寝れないからです!!
もちろん安全第一ですが、その次には無事に終わって早く帰ってほしいの一心で立会してますね...
他には蛍光灯器具をLEDに置き換えたり、誘導灯の器具交換やLED電源装置の交換、壊れた箇所の簡易修理等など、夜にしかできないことをやったりします。
大抵これらの作業は、仮眠時間にかかっていれば残業代が貰えるので、やるのもやぶさかではないのですが...
人によっては、次の宿直班に丸投げで何もやらない怠け者がいたりするのですが。
深夜のトラブル発生時
大事なのは、深夜に起きたトラブル対応ですね。
特に警報発報や大量の漏水が見つかった場合です。
初動で適切な対処ができるかが勝負です。
知らんふりして寝ていると次の日に営業できないような損害になっていることも。。。
電気・火災・水のトラブルはホントに怖いので油断できないですね。
配管の系統やつながり、弁がどこにあるのかを把握しておくことが重要です。
これらのトラブルに対処できるように、日々業務知識や設備について把握することが超重要だと思ってます。
うまく対処できないと、下手するとクビですね。
想像したくないですが。
精進あるのみです。