台風ですよ、Typhoon
950hPaくらいで静岡に上陸し、その広大で強大な暴風を関東付近に叩きつけ、スッっと去っていった印象です。
台風が過ぎて3日目の現在でも数万戸が停電中(特に前回台風15号の被害で仮復旧中だった千葉は1万6千戸)。
さらに各地の河川が広範囲で氾濫し水害も。
水で色々やられて住めなくなった家は多いことでしょう。
と、ここまでは一般的なお話。
ウチの施設はと言うと、被害は殆どありませんでした。
台風はほぼ直撃でしたが、前回の反省を活かし事前に色々準備を整えていたので、施設内の水害はなく、外部の設備が少し破損しただけで済みました。
まあ、多少の運もありましたが。
ただ、停電、こいつだけは慣れないですね。
ウチの施設は止められない設備が連動していくつも動いているので停電がとても怖いです。
停電したら各所の点検と設備再起動と状態の監視で数時間は軽く吹っ飛びます。
私は台風直撃の次の日に当直で勤務だったので今更停電は無いだろうと、ラッキーと思いながら出勤したものです。
当日は2人勤務(私と70歳過ぎのおじいちゃん)です。
なので、停電には超無警戒で、もう一人は機械室の点検に行ってもらったところでした。
13:10分 停電警報 発報
ファッッッ!?(超びっくりして首が90度一気に回りました)
母線の不足電圧継電器が反応した警報です。
監視装置を2、3分追いかけて設備の稼働状態を確認しても、システム的には不正な状態はなさそう。
この時点で恐らく瞬時電圧低下だろうと思い、状況確認のために点検に出ているもう一人に急ぎ連絡しようと思ったら。。。
かけたはずの電話が中央監視室で鳴り響きます。
「アイツ携帯電話持って行ってないやんけ!!(怒)」
※館内の連絡手段は支給携帯電話で、必携と定めています
中央監視室は基本的に無人にできません。
が、仕方ないので中監を空にして、PHSをひっつかんで機械室・電気室に急行です(絶対ダメです)。
現場確認を一通り一人でやりました(異常なし)。
結局、機械室に居るかと思ったもう一人は見当たらず。
しばらくして戻ってきた彼は何事もなかったのように、「異常ありません」と。
(#^ω^)ピキピキ ←私
「お前に異常があるだろうが」とか「どこにいたんだ」とか「電気室で警報なってたでしょ」とか色々飲み込みました。
彼は以前から物忘れが多く、加齢が進んでいると思っていました。
申し継ぎや依頼事項、点検項目などを忘れる/不正確なことが目立っていました。
正直、暴言を抑えた私は自分でもエライ!と思います。
彼に関しては諦めの部分が少しあったので。
これまである程度は目をつぶってきたんですが、そろそろ限界です。
彼の次の更新をしないように進言するつもりです(正しい?派遣切りです)。
彼はやる気があるだけに厄介なんですよホントに。。。
色々やってくれようとはするんですけど後始末が大変という。
ありがたいんですが、結局迷惑という。ありがた迷惑。
いや、ホントにありがたいとは思っているんですが。
結局自分の衰えがわかってないんでしょうね、高齢の方に多いとは聞きます。
70歳以上の人材に働いてもらって人手不足解消しようと、政府は助成金制度まで作りましたよね。
何人かの人と一緒に働いていますが、70歳以上の方は色々な衰えが明らかにわかるので、70歳以上は働かなくてもいいような社会システムにすべきだと思うんですよね。
正直、通常作業でも危険過ぎて任せられない。
日常のルールすら忘れるような年齢の人は雇っちゃいけないですね、いくら派遣さんだとしても。
一般事務等の派遣さんであれば命の危険はないのでしょうが、設備管理の派遣さんはそうもいかないので。
これからビルメンに転職する方は十分注意してくださいね...
ちなみに、瞬時電圧低下の情報は東電のウェブサイトで見ることができます。
http://teideninfo.tepco.co.jp/