宿直勤務や夜勤は設備管理の業種上、どうしても発生します。
今回は、この様な勤務に伴う体調不良のお話。
尚、宿直勤務については、以下の記事を参照してください。
buildingmaintenance.hatenablog.com
設備管理で陥りやすい体調不良
多くの方は、日の明るいうちに働いているのではないでしょうか。
深夜に勤務したり、24時間施設に常駐し仮眠を取ったりする経験はあまりないと思います。
人間の体はそもそも、大昔から日の出ている間に活動するようにできているのだと思います。
昼間働くことは体にとって良いことです。
しかしながら、設備管理業では設備が24時間管理の場合、夜に働くこともあるシフト勤務となっています。
大きく以下の勤務シフトがあります。
- 日勤(昼の時間帯に勤務、早番や遅番もあり)
- 宿直(24時間の勤務、大抵は朝~次の日の朝まで)
- 夜勤(夕方か夜に出勤し朝まで勤務)
日勤シフト
日勤シフトが続く人(所長や現場年数が浅い人)は規則正しい生活ができるため、体調を整えやすいです。
昼間は必要な人員が多いため、日勤シフトもある程度は必要になります。
宿直シフト
意外と思われるかもしれませんが、宿直シフトは日勤シフトに近いです。
朝出勤して昼間普通に働きます。
宿直者は夜の勤務は、原則、重い仕事はさせられないため、夜は待機が多くなります。
仮眠は5時間くらい取れるため、生活リズムは崩れにくくなります。
ただし、あくまでも仮眠であるため、睡眠の質は悪くなります。
夜勤シフト
このシフトが一番リズムが悪くなります。
夜勤する人は、夜の仕事に備えて昼間寝てしまうことが多々あります。
昼間寝て夜仕事するというのはリズムが逆転するためよくありません。
しかも、夜仮眠がある現場だと、昼間寝て、夜も仮眠してと睡眠時間がバラバラになります。
体調不良の症状
シフト勤務を始めて自律神経がおかしくなった結果、私は以下の症状が現れました。
- 仕事に集中できない
- ミスが多くなる
- 倦怠感
- 気分が悪い
幸運にも自分で自律神経がおかしいと気づけたため、生活リズムを整えるようにしました。
もし、宿直等の不規則なシフトをやり始めて体の調子がおかしいなと思ったら、リズムの見直しを考えるべきです。
自律神経失調による症状は個人差が大きいようですので、体調不良の方は調べてみることをおすすめします。
体調不良の原因
結論から言うと、寝る時間帯と睡眠時間が日によってバラバラであることが原因です。
このため、自律神経の調子が悪くなり、色々な体調不良につながります。
実際のシフトは日勤・夜勤・宿直が定期的/不定期で組まれることが多いです。
ですので、自分のタイミングで生活規則を整える必要があります。
私もビルメンを始めた頃に体調不良に陥ったパターンがあります。
以下のパターンは要注意です。
- 宿直や夜勤明けで朝に帰宅
- 昼頃眠くなり、数時間睡眠
- 夕方か夜起床
- 夜、自宅のベッドで眠れずに睡眠時間が少なくなる
勤務で仮眠できるとは言え睡眠の質が低いため、帰宅後に眠くなります。
昼間に数時間も寝れば、自宅のベッドと言えど、夜は眠りにくくなります。
目がギラギラしてます。
不眠症一歩手前です。
こうして、睡眠時間が不規則になり自律神経が狂い始めます。
対策
シフト勤務の場合は、根本的な解決策はシフト勤務を止めることです。
この解決策ではお話になりませんので、シフト勤務をしながら私が行った対策を紹介します。
- 職場での仮眠の質を上げる(マイまくら等、各種グッズの使用)
- 昼間の待機時間でぼーっとしない(昼間、適度に疲れる)
- 朝に帰宅してから、眠くても寝る時間は1時間未満
- 夜勤の場合、出勤前の昼間に寝ない(一番NG)
重要なことは、
- 寝る時間帯
- 睡眠時間
の2つです。
この2つをある程度規則正しくすれば自律神経を崩すということは少なくなるのではないでしょうか。
私は職場での仮眠時に用意されたベッドとマットではなく、エアマットやまくらを自前で用意しています。
それと、仮眠前は必ずシャワーを浴びて気持ちよく寝れるようにしています。
自分なりに対策してみても最終的には、慣れ、ではないでしょうか。
慣れれば、多少不規則でもなんとかなる・・・人もいます。
私はダメみたいですがOZT