B-MEN 設備管理(ビルメン)

未経験で設備管理(ビルメンテナンス)屋に転職したブログ

【ビルメン】系列で昇給はあるのか

設備管理会社(系列)の昇給についてのお話です。

 

実際の昇給を元にした記事は次の記事をご覧ください。 

buildingmaintenance.hatenablog.com

昇給はあるのか

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薄給のビルメンに昇給はあるのでしょうか。

昇給するほどの価値を生み出してスキルを伸ばしているのか、疑問な私です。

 

結論から書きます。

昇給はあります。

しかし、雀の涙。

以上。

 

これではお話にならないので少し詳しく書かせてください。

 

昇給の条件

昇給という制度がある以上、昇給査定の条件はいくつかあります。

 

  • 入社して満1年以上で4月を迎えること(査定期間が1年以上あること)
  • 査定期間1年の間の出勤率が8割以上あること

 

の二つです。

ビルメンとして従順に勤務していれば問題なく条件は満たせるものです。

当然ですが、評価次第では降給もあります。

 

実際どのくらい昇給?

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昇給幅は階級が上であればあるほど高くなります。

ですので早く階級を1つでも上げていきたいところです。

 

残念ながら私は場末のうだつが上がらない平社員。

昇給幅は小幅です。

評価としては、上の下、中の上当たりの微妙なところ。

5000円程度の昇給が続きます。

昨今の物価上昇で2023年度は10000円以上上がりました。

親会社と足並みをそろえるはずなので、系列の場合は心強いですね。

 

平社員だと10年で100K円(ボーナス込み)位しか上がりません。

等級を上げていくしか給与が大きく上がることはなさそうです。

ただ、10年も居ることはないので気にしてはいないのですが。

 

余談ですが、大学の友人達(30代前半)は大体600~700万。。。

昇給の伸び幅が全然違うせいでしょう。

メーカー就職が多く、業種が違うので仕方ないのですが、底辺ビルメンでは当然の惨敗具合ですね。

 

そもそも、給料を気にするならビルメンは選んではいないので、そこまで気にする必要もないのですが(気にはなる)。

 

話が逸れましたが、上の階級の方だと昇給は5K~10K程度。

人によっては20K上がる人も。

以上は聞いた話であり、平均値や中央値を取ったわけではないので参考程度の情報としていただきますよう。

 

他の系列では

以前、私が契約社員でビルメンとしてキャリアをスタートさせた会社では、3K円上げてもらいました。

ただ、契約社員は基本的に使い捨てだったため、昇給がない契約社員が大半でした。

というか上がったの私だけでした。。。

正社員の方は上がっていました(上がり幅は不明です)。

 

他2社の系列の方から聞いた話だとそれぞれ昇給は普通にあるようです。

結果的には4社の系列について聞いたところどこも昇給はある、となりました。

 

ただし、昔の方が圧倒的に上昇幅が大きかったとのこと。

日本の賃金上昇率や物価が上がっていかないのは、昔が高すぎたのか、今が低すぎるのか。

このまま今の賃金体系が変わらなければ、東南アジアの国々に一人当たりGDPをどんどん抜かれていくでしょう。

 

今や一人当たりGDPが高い韓国へ出稼ぎした方が稼げる時代

 

いつまで日本はこのままなんでしょうね。

消費意欲や賃金が上がらなければ物価上昇のスパイラルに入っていかないことは明らかで経済の基本であるはずなのですが。

そうした政策を取らないのか、取れないのか。

経済界と政界の癒着があるかぎり無理でしょうね。

 

 

給与は気にせずスキルを磨く

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今いる会社の給与が気になることは仕方ないですが、気にしすぎは気苦労するだけ。

スキルアップすることが結果的に給与アップにつながると思います。

そうすることで昇級だけではなく、転職によるキャリアアップや独立という選択肢ができると考えています。

 

付き合いのある2社を経営する社長さん曰く、

 

  1. 独立する
  2. 転職する
  3. 転職せず定年

 

この順位が仕事ができる人の順番で、価値が高いそうです。

その方は新卒でグローバルな企業に入り40過ぎで部長になるも、独立した方。

やはり価値が高い人ほど、視野と希少なスキル(経営能力でも資格や技術力でも)が優れているそう。

当たり前のことですが、その道を歩んできた方に言われたら説得力がありました。

 

独立できるかはわかりませんし、まだまだ先ではありますが、40歳過ぎの独立を目指して、日々、やるべきことをやっています。

 

40歳程度から黒字企業の希望退職者募集という名のリストラが出てきました。

所謂40歳定年制度の一端です。

企業にいるだけで賃金が高くなるシステムは限界にきているということでしょう。

自分の給与の価値は自分の実力で証明する欧米スタイルに徐々に移行しているのだと思います。

40歳~45歳くらいで独立できる実力が身についているかで、自分の60~70歳の過ごし方に大きく差を作っていくのではないでしょうか。

 

70歳で年金がもらえるとしても、日銀が我々の年金を株に投資している以上、将来の年金を当てにするのは”気持ち程度”で考えた方がいいかもしれませんね。

最近の日経平均の下がり方を見ると、年金制度の崩壊というか、年金を維持するためにどれだけサラリーマンが負担すればいいのか分からなくて若干恐怖を感じています。

日経平均がどの程度まで下がると、年金負担額はまた増えるんでしょうか。。。。

ツケは国民にきますが、責任は取らないんですよね、誰とは言いませんが。

 

まとめ

  • ビルメン系列でも昇給はある
  • 給与は気にせずスキルを磨くべき