B-MEN 設備管理(ビルメン)

未経験で設備管理(ビルメンテナンス)屋に転職したブログ

電験三種 自己採点・受験計画

 

   

電験三種受験 結果

記念じゃないガチ受験してきました。

私にしては真面目(笑)に追い込んで受験を迎えることができました。

 

結果として、合格できそうです(合格発表は10/23です)😄

 

今年の受験結果は以下の通り。

 

理論 : 免除

電力 : 90点

機械 : 免除

法規 : 93点

画像 

 

今年一つでも落としたら、来年に理論の免除が無効になり電験スパイラー栄誉(違 仲間入りだったのでヒヤヒヤです。

正直、まだ自己採点段階で結果通知が来ていないのでヒヤヒヤは若干ありますが。

 

 

合格へのルートは人それぞれ

一年で4科目取る人も居れば、2年で各年2科目ずつ取る人や、3年計画で勉強する人も居ると思います。

自分に合ったルートを選定できればいいですが、問題の難易度は変化するし、必ず受かるわけではないし、なかなか難しい。

 

私は4科目の一発合格は最初から諦めていました

自分の能力や性格、仕事の都合を考えて、4科目を浅く広く理解していくのでは何年経っても合格できる気がしませんでした。

 

合格するための一番確実だと思える方法。

3年間での科目合格です。

 

 

私が選んだ計画は3年合格

自分自身、初めての業界に転職したばかりで工具等々全く触ったこともなく、仕事で覚えることが多かったため勉強時間の確保は簡単ではないと思ってました。

受験科目を絞る方向で進めることにしました。

一つか二つの科目に集中することで理解度を深めて確実に科目合格を狙いました。

 

理論、機械が難しいという評判だったので、難しい科目は一年に一つ。

残りの二つは一年で取得する計画を採用しました。

 

以下の計画を立て、その通り合格できました。

 

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以下、各科目の所感です。

 

H30 理論(合格率:14.8%)

基礎である理論をまず1年目に。

試験前の約3~4か月間のお勉強です。

勉強を長く続ける自信が無いので、このくらいが丁度いいですね!

 

電験初受験だったので、「これだけ~」シリーズの参考書でお勉強し過去問演習。

理論に関しては、事象の意味を理解し、公式を導出できる程度には理解しました。

センター試験の数学は奮いませんでしたが、物理は得意だったのでそこまで苦も無く学習できた記憶があります。

数学と言っても、電験3種だと精々高校1年程度?の計算しか出ないので何とかなるかと。

ただ、微積やラプラス変換は使い方を知っていたので、式の理解と導出は楽な場面がありました。最低限勉強しておいてよかった...

 

H30の理論は難化しましたが、多少難化しても合格点は取れるくらいの実力がついました。

そんなことより、一年目でいきなり難化した科目を引いてしまう自分の運命力、流石ですね(白目)。

 

R1 機械 (合格率:26.7%)

2年目は一番難しい科目とされていた機械です。

1年目と同様に、試験前4か月前からお勉強開始。

色々なサイトでさんざん難しいと脅されてビクビクしながら勉強しました。

所謂、四機の理解を中心に苦手分野が無いように仕上げました。

 

R1の機械科目は簡単な難易度の年に当たりました。

嬉しい悲鳴ですね。やったぜ!\(^_^)/

 

同時に、「この年にもう1科目を勉強しておけば2つ取れたかも・・・」と思いましたが、仕方ない!

3月まで他の資格勉強もしていたのでまあまあ予定通りということで。

キニシナイキニシナイと自分に言い聞かせながら目をつぶりました。

 

R2 電力、法規(合格率 未発表)

最後、仕上げの年です。

一つも落とせない勝負の年です。

 

実は当初の想定外の事態が起きてました。

法規が年々難化し続けていたことです。

(R1の法規の合格点数49点、半分正解すれば合格って笑っちゃいますね)

最初の計画では、法規は御しやすい科目として最終年度に織り込んでいたので、

”電力” に加えて ”難化した法規” を受験することになりました。

 

人生ままなりませんね ( ;∀;)

 

難化した法規を想定して、勉強は早めに開始しました。

理論、機械に比較すれば、電力と法規のボリュームは少ないと思っていたため、各4か月間の勉強時間を確保。

電力科目は1月から勉強を開始し、3月末にはある程度仕上がりました。

そして、法規科目は4月から勉強開始。またしても想定外。

 

悲報、参考書選び失敗した!

 

  (↑ 入門書としてはいいと思います)

 

過去問を解くにつれて「絵とき法規」では対応できない問題が多々散見されました。

当然ですが、過去問が2度は出題されない試験において、過去問に関連する分野の解説が無い参考書は、過去問を捻った関連分野が出題されたらアウトです。

特に、法規科目の様に知識前提の科目は手も足も出ない。

過去問演習は、その問題だけを理解するのではなく、出題された問題に関連する知識も吸収することで、幅広く対応できるように対策できることに意味があります。

 

まさか、試験前の6月下旬に参考書を変えることになるとは。

時間は無いですが、対応範囲が広い完全マスター法規

年々難化する法規においても情報過多と敬遠される完マスを選択。

完全マスター 法規は間違いなくオススメ

 

2か月半で試験直前含めて10周はしたと思います。

やればなんとかなるもんですね。

絵とき法規の参考書で出そうな傾向は把握できていたので、完マスの学習は効率的にできたかな?

 

そして本番。

 

電力も法規も易化 (*´з`)

 

どちらも90点越えの想定外。

簡単になるんかーい!と嬉しい突っ込みを心の中で入れつつ自己採点終了しました。

ただ、もし難化していてもいい勝負ができたと思います。

 

 

結局、科目に限らず、完マスを使い始めてからは、完マスと過去問の比率は7:3くらいでした。

完マスの方が難しいので、過去問は「一応、定期的にやるか」くらいのスタンスでした。

やっぱり参考書は重要ですね☆

 

あとは合格発表を待つのみ。

 

科目合格の利用について

1年で1科目、もしくは2科目だけの勉強だと、科目合格できる気がしてきませんか?

最初から4科目全て勉強するのもアリだと思います。

人によってはその時間も能力もあるでしょう。

 

ただ、仕事や家庭の都合で時間が取れない中で突破率を上げるなら、自分に合った解決策を探るべきです。

一つの方法として特定科目への集中もアリです。

1科目でも合格してしまえばモチベーションは維持しやすいですよ。

 

最初から科目合格を狙うにあたり私が目安としたことは、上位10%に入る実力をつけることです。

例え難化しても上位10%に入れば、ほぼ科目合格は得られるからです。

そのために、科目合格を狙う場合は深い学習が必要なので、使用する参考書や学習方法は考慮が必要だと思います。

 

まとめ

  • 自分の環境(勉強時間、能力、性格)で計画を立てるべき(他人は他人)
  • 計画通りに実行しつつ、余裕があれば次の科目も積極的に勉強する
  • 参考書選びが重要
  • 年を追うごとに問題は難化傾向(10年前の問題は簡単な問題が多い)なので参考書は新しい方が良い。特に法規。