B-MEN 設備管理(ビルメン)

未経験で設備管理(ビルメンテナンス)屋に転職したブログ

夏のビルメンは忙しい(体感3割増し)

夏は故障の季節

世の中には色々な職種があり、やっている業務内容が様々ありますね。

ビルメン的には夏が故障や要望(クレーム含む)がほかの季節と比較して多いと実感しています。

夏の故障で多い案件

・共用部が暑い

・エアコンが効かない

・空調吹き出し口が結露して水滴が落ちる

・ブレーカーが落ちる

 

この中で、ブレーカーが落ちる、というのはテナントや作業場所にスポットの冷風機やスポットクーラー設置する場合ですね。

容量を考えず設置すると過負荷でブレーカートリップすること間違いなしです。

バシバシ、容赦なくトリップします。

1500Wのコンセントに2500W使ってた、なんてザラです。アホなの?

 

トリップした主幹ブレーカーの類似品NFB(参考)

ブレーカートリップ事例

先日もブレーカートリップの連絡があり呼ばれていったわけですよ。

いつもの過負荷だろう、ヤレヤレ😥と思いながらも念のためコンセント図面と盤図、テスタとメガーを携えて。

その区画に着いたら電灯設備は全て沈黙状態

これはやばくね?何したん?と内心思いつつも調査開始。

 

とりあえず電灯分電盤見たら主幹ELBトリップ(AT100A)。

対地でメガーをかけるも異常なし。

ELBなので線間メガーは実施できず。

盤を見ても焼損の跡もなく原因不明。

次に従業員へヒアリングしても、特に変なことは起こっておらず心当たりはないとのこと。

ただ、最近故障してるコンセントがあるらしい(心当たりとは🤔)。

コンセント見てみたら、、、カバーが外れ黒相金具と白相金具が露出し今にも短絡しそう😫

 

多分、カバーが外れたコンセントに無理やり挿して内部で地絡、ELBトリップというパターン。

 

頭おかs(ゲフンゲフン

壊れそうな場合は呼んでくださいね ^-^ と若干威圧的な笑顔を取り繕いながらお願いして退散。

 

感電もあり得る割と危ない事例でした。

夏なのに冷や汗ものです。

設備は直せても人は治せない。

ビルメンにできるのは設備の説明をして、考え方を直してもらうしかない。

壊れそうなものは早めに対処したいものですね。