夏は故障の季節
世の中には色々な職種があり、やっている業務内容が様々ありますね。
ビルメン的には夏が故障や要望(クレーム含む)がほかの季節と比較して多いと実感しています。
夏の故障で多い案件
・共用部が暑い
・エアコンが効かない
・空調吹き出し口が結露して水滴が落ちる
・ブレーカーが落ちる
この中で、ブレーカーが落ちる、というのはテナントや作業場所にスポットの冷風機やスポットクーラー設置する場合ですね。
容量を考えず設置すると過負荷でブレーカートリップすること間違いなしです。
バシバシ、容赦なくトリップします。
1500Wのコンセントに2500W使ってた、なんてザラです。アホなの?
ブレーカートリップ事例
先日もブレーカートリップの連絡があり呼ばれていったわけですよ。
いつもの過負荷だろう、ヤレヤレ😥と思いながらも念のためコンセント図面と盤図、テスタとメガーを携えて。
その区画に着いたら電灯設備は全て沈黙状態。
これはやばくね?何したん?と内心思いつつも調査開始。
とりあえず電灯分電盤見たら主幹ELBトリップ(AT100A)。
対地でメガーをかけるも異常なし。
ELBなので線間メガーは実施できず。
盤を見ても焼損の跡もなく原因不明。
次に従業員へヒアリングしても、特に変なことは起こっておらず心当たりはないとのこと。
ただ、最近故障してるコンセントがあるらしい(心当たりとは🤔)。
コンセント見てみたら、、、カバーが外れ黒相金具と白相金具が露出し今にも短絡しそう😫
多分、カバーが外れたコンセントに無理やり挿して内部で地絡、ELBトリップというパターン。
頭おかs(ゲフンゲフン
壊れそうな場合は呼んでくださいね ^-^ と若干威圧的な笑顔を取り繕いながらお願いして退散。
感電もあり得る割と危ない事例でした。
夏なのに冷や汗ものです。
設備は直せても人は治せない。
ビルメンにできるのは設備の説明をして、考え方を直してもらうしかない。
壊れそうなものは早めに対処したいものですね。