うちの会社、現場でもコロナウィルス対応がポツポツと現実味を帯びてきました。
今回は、流行性の肺炎であるコロナウィルスと設備管理会社のお話です。
流行り病はこの様な感じになります。
もくじ
設備管理会社とコロナウィルス
2/25現在、日本の感染者数が200人に届こうか、という所です。
世界的(中国以外)に見ても流行の走りの状態であり、これから感染者数は増え続けていくのだと思います。
ダイアモンド・プリンセスの様に対応を誤れば爆発的に増えていくでしょう。
残念ながら、コレを書いている時点で特効薬というかワクチンはできていません。
世界の生物系の研究所が必死になって研究していると思われます。
今まで研究費を削減し続けていた某政党は反省してほしいところです。
脱線しました。
根本的な予防策が無い現状、日に日に増え続ける感染者数に対して予防策としてはマスク、うがい、手洗いくらいでしょうか。
ただし、マスクの不足が深刻化してます。
政府は月に6億枚のマスク生産をすると言っています。
日本の人口1億2千万人いますよね。
単純計算で5日で底をつきます。
足りてない/(^o^)\
マスク増産は全然当てになりません。
そこで、マスク以外の予防手段が必要となりますが、有効な手段は特に示されていません。
自分で探せという状態です。
三角巾等で口と鼻を塞ぐくらいでしょうか。
ただし、布類はそこまで目が細かくないのでウィルスは吸い込んでしまうでしょう。
どうしたものでしょうか。
設備管理という職業柄、(防塵)マスクは必要な場合が多いので仕事にも差し支えます。
設備管理はある意味サービス業でもあり、外部のお客様と話す機会もあります。
やはりマスクは必須です。
設備管理会社に想定される事態
コロナウィルスの症状に軽重はあれども、肺炎です。
呼吸器系の病気ですので、仕事している場合ではありません。
仕事などしようもなら、空気感染で感染拡大の一途です。
設備管理会社としては以下の事態が懸念されています。
- 中央監視室内での室内感染による感染拡大
- 感染者多数の場合、建物の管理事務所(中央監視室)の人員不足
- 人員不足による、施設運営の停止
- 施設運営の停止による、お客様からの損害賠償
ビルメンあるあるの一つですが、中央監視室は一つの部屋ですので、一人がインフルエンザ等の病気にかかると、ビルメンに一斉に広がります。
しかも複数人で泊まる場合、その部屋が温床となり、容易に濃厚接触です。
字面を見るだけで、既に嫌な感じです。
一発で罹患の連鎖です。
設備管理では(現場にもよりますが)、一日の最低人員が決められており、その人員を確保しなければなりません。
下手をするとお客様の営業ができず、損害賠償という話も現実的なものです
逆に言えば、人さえいれば、何とかなります。
ただし、コレも残念なお話ですが、リモートワーク()は不可です。
対策案
先に挙げたマスク、手洗い、うがいでは防ぎきれないでしょう。
ある意味、事後策的な対策が必要です。
現状、会社やお客様から出てきている案としては以下のようなものです。
- 3~7日間の連続勤務(泊まりっぱなし)
- 最低人員の削減(一時的に)
会社員の主な感染ルートである通勤による感染リスクを低減しようということです。
確かに、帰宅しなければ感染しないかもしれないけど。
一週間も中央監視室に缶詰というのは、監獄と一緒ですね。
泊まらせておけばいいだろ、と。
これで宿直手当が付かなかったら会社に一言ありますね。
環境としては、シャワーや洗濯機は使用でき、近くのコンビニに買い出しはできます。
衣食住には困りません。
ただ、行動が制限されるので、精神的にかなりつらい状況になりそうです。
監獄やん。。。
ウチみたいな、24時間常時、熱源設備が稼働している施設運営をする上で仕方ないと言えばそうなんでしょう。
こういう有事の際の対応でお客様からの評価が変わる
ので、なんとかこの想定される危機を乗り切っていきたいところです。